出品モデルは亀戸「高振動系」自動巻の最後のモデルになる、52ロードマチックスペシャル25石になります。搭載ムーブメントは5216Aの25石になります。同一のロードマチックスペシャルには2系統あります。当初の5206Aの23石にテンプの調整装置にアオリ調整装置が付加されたのが今回の5216Aムーブメントになります。セイコーでは微動緩急調整、片振り調整、アオリ調整の三つの装置を総称してダイヤアジャストと言っていました。(余談でした)52系の最大?の特徴として、56系ロードマチックの弱点?の日付曜日早送り機構の経年劣化による不良(涙を流された方は大勢いらっしゃるのではないですか)がありますが、52系では新しい設計になりました。日付曜日は瞬間送りになり、早送り時はリューズを1段引いて右に回すと日付が修正出来る以外にゼンマイが巻けます。反対に左に回すと曜日が修正出来ますが、ゼンマイは巻けません。モチのロンですが、リューズを二段引いて時間合わせ時は秒針は止まる規正付きです(偉いね)出品モデルは1974年(昭和49年)4月の初期モデルになります。文字版はグリーンのグラデーションで金色LMの植字が良い仕事していて状態も良好です。風防ガラスは新品交換しています。ステンレスケースには使用キズがあります。当時物純正金属ベルトではありませんが新品金属ベルトを付けています。似合っていますか?令和7年10月にOHを施しています。添付画像最後に載せています。当時はカラー文字版や、薄型ムーブメントの利点で様々なケースデザインのモデルもあったりで楽しい選択が出来ました。当時を知っている方からは、進学、就職祝いで初めての腕時計がロードマチックでしたとお聞きします。人生の門出を見てきたこのロードマチックに貴方と一緒に新しい時を刻ませてください。